宇治市の被害全体地図 平成24年京都府南部地域豪雨災害
はじめに
このたび、折居台自主防災ハンドブックを改訂することとなりました。
初版は折居台自主防災会が発足した2004年に配布されました。本版は2015年の第二版に続く第三版となります。
前回の改訂から6年がたち、その間に災害時の避難に対する考え方も多様化しております。その一つに新型コロナウイルス感染対策の影響もあり、分散避難の考え方が注目されています。避難活動とは自治体が指定する避難所への避難だけを指すのではなく、安全が確保できると考えられる場合には、自宅に留まることや親戚宅や知人宅、ホテル、旅館などへ避難することも避難活動になります(詳しくはP17に掲載しております)。
日本では毎年のように災害が発生しております。宇治市でも2012年に豪雨災害が発生し、2018年の大阪北部地震では宇治市で震度5弱を観測しております。大きな災害に直面した際に被害を最小限に食い止めるためには自然災害はいつでも起こりうるという気持ちで準備しておくことが重要です。防災対策には自助・共助・公助の考え方があります。自助は「自分の身は自分で守る」をキーワードに災害に備えることです。共助は「自分たちの地域は自分たちで守る」をキーワードに折居台自主防災会の防災活動・災害時の活動に取り組むことです。公助は公的機関による自助・共助活動への支援や防災情報の収集と発信となります。
さて、宇治市では市内の防災情報・防災対策について詳しく記載された宇治市くらしの便利帳を発行し、各家庭に配布しています。折居台自主防災ハンドブックでは家庭でできる防災対策について考えていただきたく、宇治市公式ホームページで公開されている防災パンフレット(2021年6月発行)の内容を転載しています。加えて、折居台地区の防災情報として、防災倉庫内の備品の保管状況、消火器・消火栓の配置図等を掲載しております。
本ハンドブックをきっかけに防災に対する意識向上につながりましたら幸いに存じます。
2021年12月
折居台自主防災会
災害時における折居台自治会・折居台自主防災会の活動について
情報収集・伝達・救急・救援活動を行います。
- 自治会は「折居台自主防災会組織図」に基づいて活動します。
- 折居台自治会防災センターを北集会所(2丁目)に置きます。防災センター開設の情報は自治会役員連絡網等でお知らせします。
- 市役所、消防署、警察署等との連絡を取ります。
- 子供会、菟道学区福祉委員会・折居台福祉委員会・折居台民生児童委員、防災推進委員会等と連携します。
- 避難行動要支援者支援事業による支援を行います(内容の詳細は宇治市くらしの便利帳P77を参照下さい)。折居台地区で20名の方が登録されています(2021年現在)。
防災気象情報について
P31に資料6として、気象庁等の情報や市町村の対応に対し、私たちがどのように行動をとればよいのかがわかる5段階の警戒レベルと防災気象情報を掲載しています。
2021年5月に災害対策基本法が改正されたことに伴い、警戒レベル4にある「避難勧告」は廃止となり、「避難指示」に一本化され、警戒レベル3は「高齢者等避難」に名称が変更されております。
土砂災害警戒区域等にお住まいの方々は、土砂災害警戒情報が発令された場合は可能な限り早めの避難を心がけていただき、高齢者等の方は遅くとも「警戒」(赤色:警報基準に達すると予想)が出現した時点で、一般の方は遅くとも「非常に危険」(うす紫色:土砂災害警戒情報基準に達すると予想)が出現した時点で、速やかに危険な場所からの避難を開始し、「極めて危険」(濃い紫色)に変わるまでに避難を完了しておく必要があると気象庁より呼びかけられています。
宇治市くらしの便利帳 令和3年・4年版P58,59 には折居台および周辺地域での土砂災害警戒区域情報等が掲載されていますので、ご確認ください。
避難行動判定フローについて
P32に資料7として、避難行動判定フローを掲載しています。台風・豪雨時に各々がどのように行動すればよいのかを判定できるチェックシートです。各自で事前に確認し、災害に備えてください。
避難情報のポイントについて
P34に資料8として、避難情報のポイントを掲載しています。台風・豪雨時に発表される避難情報が表す内容や地域の危険度がわかる「キキクル」について紹介しています。台風・豪雨時にはこれらの情報に基づき、行動してください。
防災パンフレット
はじめに
阪神・淡路大震災や京都府南部地域豪雨災害は、地域の人々が協力して防災・災害対策活動を進めることが大切であるという、貴重な教訓を私たちに残しました。
また、災害が発生した際、できるだけ被害を小さく抑えるには「自分の身は自分で守る」、「自分たちの地域は自分たちで守る」という心構えが大切です。
この防災パンフレットは、防災対策の心構えをまとめたものです。防災について考えてみましょう。
地震発生時の行動
地震対策
地震発生時の行動(自宅では)
- 地震の揺れを感じた場合、あるいは緊急地震速報を見聞きした場合は、揺れが収まるまで丈夫な机などの下で身を守ってください。(余裕がなければ、座布団などで頭を保護してください)
- ドアや窓を開けて、出入口を確保しましょう。
- 歩く時は、ガラスの破片などに注意をし、必ずスリッパなどの履物を履いて移動してください。
- 落ちついてテレビやラジオ、携帯電話やスマートフォンのワンセグやネット通信機能など、様々な手段を使って正しい情報を収集し、確認しましょう。
- 万一、閉じ込められたり、身動きができなくなった場合、大声を出し続けると体力が消耗します。硬い物でドアや壁をたたくなどで大きな音を出して、動けないことを知らせてください。
避難をするときは
- 非常持ち出し品はリュックにまとめ、両手を使えるようにしておきましょう。
- ヘルメットや防災ずきんなどで頭を守りましょう。
- 軍手などを着用し、靴は底の厚い履きなれたものを履きましょう。
- 長袖・長ズボンなどを着用し、動きやすい服装で。
- 火の元を確認して、ガスの元栓を閉め、ブレーカーを落とすなど、火事が起きないようにしましょう。
- 自分や家族の安否情報、避難先などの貼り紙を残し、鍵をかけて移動しましょう。
- 正しい情報に基づき、できるだけ隣近所がまとまって避難しましょう。
- 避難をする時は、火の元を確認するとともに、ブレーカーを落としてから、非常持ち出し品を持って徒歩で避難してください。(マンションから避難する時は、エレベーターは使用せず、階段を利用しましょう)
- 落下物やガラスの破片などに注意をしましょう。
- 切れたり、垂れ下がっている電線には近づかず、絶対に触らないでください。
地震発生時の行動(外出しているとき)
- 手荷物やかごなどで頭を保護してください。
- 丈夫な柱や壁ぎわに身を寄せてください。
- ショーケースの転倒や商品の落下、ガラスの破片などに注意をしてください。
- 慌てて出口に殺到すると、非常に危険ですので、店員の指示に従って行動してください。
- 避難するときは、エレベーターを使用せず、階段を利用しましょう。
- エレベーターに乗っている時に地震が発生したら、最寄の階で停止し開いた階で降りてください。停止しない場合は、すべての階のボタンを押し、停止した開いた階で降りてください。
- 閉じ込められた場合は、無理に脱出しようとせず、非常ボタンを押し、エレベーター内にある連絡電話を使って外部に連絡を取り、救出を待ってください。
- 頭を手荷物などで保護し、ブロック塀や石塀、門柱や電線などから離れてください。
- ブロック塀や家屋、建物そのものの倒壊に注意してください。かばんなどで頭を保護し、看板や割れたガラスなどの落下から身を守り、広場などの安全な場所へ避難してください。
- 自動販売機、ブロック塀のそばなどへは避難しないでください。
- 停車することがあるので、将棋倒しや網棚からの落下物に注意をし、つり革や手すりにしっかりつかまってください。
- 座っている時は、足をふんばって上体を前かがみにし、手荷物などで頭を保護しましょう。
- 勝手に車外に出ると危険ですので、乗務員のアナウンスに従って落ち着いて行動をしましょう。
- 急停車は危険ですので、ハザードランプを点灯し、徐々に速度を落とし、道路左側に寄せてエンジンを切ってください。
- 揺れがおさまるまで車外には出ず、カーラジオなどで地震情報を確認しましょう。
- 車から離れて避難する時は、車検証や貴重品を持ち、キーはつけたままで、ドアロックもせずに避難しましょう。
- 壁面や大きな柱に身を寄せて揺れがおさまるのを待ち、係員の指示に従ってください。
- 停電が発生しても、非常用照明灯がつくので、落ち着いて行動してください。
- イスの間にしゃがみ込み、手荷物などで頭を保護してください。
- 慌てて出口に殺到すると非常に危険ですので、係員の指示に従い、落ち着いて行動してください。
- すみやかにその場から安全な場所へ避難してください。海岸にいる場合は、高台などに避難し、津波情報をよく聞いてください。(解除されるまで絶対に海辺などの低地には近づかないでください)がけを背にした家屋では、なるべくがけから離れた部屋を生活の中心にしましょう。
家の中の安全対策
家の中にも危険があります。家具の固定など転倒防止対策は家庭でできる簡単な事ですが、大事な地震への備えになります。家族でいろんな意見を出し合い、いざという時のために備えておきましょう。
65歳以上で、本人及び世帯の構成員全員が市民税非課税である市民に対して、家具等転倒防止金具等購入費の助成制度があります。
お問い合わせは、宇治市健康長寿部長寿生きがい課まで。(TEL:0774-20-8712)
家屋の耐震診断・耐震補強などの耐震対策をしましたか?家屋の倒壊等により大きな被害が予想されます。このような被害を防ぐためにも、早めに危険箇所がないかを確認し、耐震補強を行っておきましょう。
木造住宅の耐震診断士派遣事業、耐震改修等助成事業の支援制度があります。
お問合せは、宇治市都市整備部建築指導課まで。(TEL:0774-20-8794)
風水害対策
近年では大雨による被害が多く発生しています。最近の局地的な集中豪雨は突然やってきますので、注意が必要です。
集中豪雨はある程度の情報をつかむことができますので、気象情報や天候の変化に十分注意をし、日頃から災害に対する防災対策をしておきましょう。
1時間の雨量と想定される被害
1時間の雨量 | 予報用語 | 想定される被害 |
---|---|---|
10mm以上~20mm未満 | やや強い雨 | 長く続く時は注意が必要 |
20mm以上~30mm未満 | 強い雨 | 側溝や下水、小さな川があふれ、小規模のがけ崩れ |
30mm以上~50mm未満 | 激しい雨 | 山崩れやがけ崩れが起きやすくなる |
50mm以上~80mm未満 | 非常に激しい雨 | マンホールから水が噴出・土石流が起こりやすい |
80mm以上~ | 猛烈な雨 | 大規模な災害が発生するおそれが強く、厳重な警戒が必要 |
風の強さと想定される被害
平均風速(毎秒) | 予報用語 | 想定される被害 |
---|---|---|
10m以上~15m未満 | やや強い風 | 風に向かって歩きにくい |
15m以上~20m未満 | 強い風 | 風に向かって歩くことができない |
20m以上~25m未満 | 非常に強い風(暴風) | しっかり身体を確保しないと転倒する |
25m以上~30m未満 | 非常に強い風(暴風) | 立っていられない・樹木が倒れる・屋外での行動は危険 |
30m以上~ | 猛烈な風 | 屋根が飛び、木造住宅の全壊がはじまる |
土砂災害の種類
土砂災害特別警戒区域内にある住宅等への補助事業を実施しています。
お問い合わせは、宇治市危機管理室まで。(TEL:0774-39-9421)
災害時の避難情報(2段階で発令)
P31の図にある市町村の対応と併せてご確認ください。
避難情報の名称 | 住民に求める行動 |
---|---|
高齢者等避難 | 高齢者等※は危険な場所から避難(立退き避難又は屋内安全確保)しましょう。高齢者等以外の人も必要に応じ、出勤等の外出を控えるなど普段の行動を見合わせ始めたり、避難の準備をしたり、自主的に避難するタイミングです。 ※避難を完了させるのに時間要する在宅又は施設利用者高齢者及び障害のある人等、及びその人の避難を支援する者 |
避難指示 | 災害が発生するおそれ高い状況にいる居住者等が危険な場所から避難するべき状況になった時です。直ちに安全な地域に避難行動を開始してください。 |
豪雨に備える
- ラジオやテレビなどの気象情報に注意をしましょう。
- 停電時に備え、懐中電灯やラジオの用意をしましょう。
- 断水時に備え、飲料水や食料、非常持出品を準備しておきましょう。また、浴槽に水を張るなどして生活用水を確保しておきましょう。
- ベランダに鉢植えなど落下や飛散の危険があるものはなるべく置かないようにしましょう。
- 豪雨の中での外出は危険ですので、控えましょう。
特別警報について
特別警報が出た場合、数十年に一度しかないような非常に危険な状況にあります。
屋外の状況や避難勧告等に留意し、ただちに命を守るための行動をとってください。
(宇治市からは、府防災・防犯情報メールや市ホームページによりお知らせします)
国土交通省から洪水情報を配信します
大規模な洪水が発生する可能性がある場合、自主的な避難に役立てるため、携帯電話等への緊急速報メールを活用した洪水情報を配信します。
◆開始日 | 平成29年6月15日から |
◆配信エリア | 宇治市全域 |
◆配信する情報 | 宇治川において河川氾濫のおそれがある(氾濫危険水位に到達)情報、河川氾濫が発生した情報 |
お問合せは、国土交通省近畿地方整備局 河川部へ。(TEL:06-6944-8853)
雨水タンクの設置
雨水タンクを設置し、雨を貯めることで、災害などの万一のときには防火用水やトイレ用水などに利用できます。また、貯まった雨は花や木への水やりや道路への打ち水などに利用できます。
雨水タンクの購入・設置に対して、家庭用雨水タンク設置事業費補助金の制度があります。
お問合せは、宇治市人権環境部環境企画課まで。(TEL:0774-20-8726)
避難するときの注意点
動きやすく安全な服装で
ヘルメットなどで頭を保護し、最小限の肌着等の着替え等や防寒雨具を持ち、靴は運動靴を履きましょう。裸足や長靴は危険ですので、避けましょう。
子どもや高齢者に配慮する
子ども・高齢者・病人など、災害時の避難に手助けが必要な人がいる場合は、避難行動に時間を要するため特に早めの行動を心がけましょう。
足元に注意する
水面下には、マンホールや側溝などの危険な場所があります。長い棒などをつえ代わりにして、確認しながら歩きましょう。(歩行可能な水深は膝くらい。流れが早いときは足首くらいが目安。)
- 川の氾濫や土砂災害などの災害は一気に起こるため、避難が遅れると命にかかわります。天候が荒れてからでは移動も大変になりますので、特に高齢者や子どものいる家庭は、早い段階から自主的に避難することも検討しましょう。
- 忘れ物をした場合でも、取りに戻るのは危険ですので絶対にやめましょう。
- 暴風や浸水で避難所までの移動が危険な場合は家の中のできるだけ安全な場所へ垂直避難(崖から離れた2階以上の部屋で待機)したり、近隣のできるだけ頑丈な建物に避難することも検討しましょう。
避難所について
避難所の開設は
施設管理者や市職員が協力して、市長の判断により避難所の開設を行います。
体育館や校舎などの建物は、建物の安全性が確認されるまでは基本的に避難所として使用できません。
避難所での避難生活は
大災害時、避難所は地域の方々を中心として運営していただきます。
避難所の開設や運営は、行政職員だけでは成り立ちません。地域住民の皆さんの協力が不可欠です。
◆地域住民の 皆さんの 協力が不可欠なもの◆
- 情報集約 会員がどこにいて、どんな状態か把握する
- 炊き出し、物資の搬入・分配
- 自警活動 泥棒対策・避難所内での揉め事の仲裁など
- まず生活必需品はご家庭の備蓄でまかないましょう
- 災害情報・被害情報の収集行政の広報に注意してください
- 壊れた家には戻らないでください
- 集団生活のルールを守りましょう
- 助け合いの心で避難所は協力し合いましょう
- 感染症の対策にも一人一人が意識しましょう
自宅で生活する人は?
- まずはご家庭で備蓄している食料や水を消費してください。
- 備蓄食料を取り出せない場合や無くなってしまった場合は、最寄の避難所へ申し出て、食料や水の配分を受けてください。
- 申し出を受けた避難所では、必要な食料などの調達を行います。
家庭での防災対策
家庭での備え
- 災害時の避難場所やご家族の安否確認、連絡方法を確認しておきましょう。
- 非常持ち出し品を準備しておきましょう。
- テレビ、ラジオ(FMうじ 88.8MHz)、携帯電話やスマートフォンのワンセグ、ネット通信機能など様々な手段を使って正しい情報収集をしましょう。
- 防災・防犯情報メールへの登録をしましょう。
- 防災訓練や防災イベントへ参加しましょう。
- 家具の転倒防止、耐震診断などの住宅の安全点検をしましょう。
備蓄品を準備しましょう
準備される際は「あったら便利なもの」よりも「なくてはならないもの」を考えてみてください。まずは3日分、できれば一週間分の備蓄をしましょう。
●非常持ち出し品(一次持ち出し品)
避難時に持ち出すものは、リュックサックなどにまとめておきます。重くならないように、必要最低限のものを選びます。貴重品は身につけ、それ以外のものは背負えるようにします。
また、日頃から懐中電灯や笛などを枕もとに置いておきましょう。
●非常持ち出し品(二次持ち出し品)
地震後の生活を支えるものを自宅や物置、車などに用意しておきましょう。万一、閉じ込められた場合に救助を待つまでの間や、避難生活を少しでも快適に過ごすために役立ちます。
●必ず点検・見直しを
準備しただけで安心してはいけません、いざという時、役に立つように、定期的な点検、交換、見直しが必要です。
- 食品や飲料水が痛んだり、期限が切れてないか。
- 道具類は万全の状態か。
- 電池、燃料などの予備があるか。
- 家族の現状に合ったものか。
災害用伝言ダイヤル
大きな災害が発生し、電話がつながりにくい時は、安否確認や連絡用に利用できる「災害用伝言ダイヤル171」を活用しましょう。
伝言録音時間は、1伝言あたり30秒以内です
- 録音する人は、携帯番号または自宅の電話番号を市外局番から入力
- 再生する人は、録音した人の携帯番号または電話番号を市外局番から入力
◆毎月1日及び15日などに体験日が設けられています◆
京都府防災・防犯情報メール
気象情報や防災情報をお知らせします。メール配信を希望される方は、専用アドレスへ空メールを送信し、登録案内メールに記載されている手続きに従い登録して下さい。
送信先アドレス anzen@mail.bousai.pref.kyoto.lg.jp
2021年度より上記アドレスに変わりました。
万が一の停電に備えて
万が一の停電時への備えとして、家庭用の発電・蓄電システムを導入するご家庭が増えています。
送電線の断や発所稼働停止により力会社から気供給が止まっても、自家発電による電力の供給や、蓄電池に蓄えた電力の使用より、携帯電話やスマートフォンを充電したり、テレビや冷蔵庫などの家電製品を使用したりすることができる他、人工透析、人工呼吸などによる治療を行う在宅患者の生命維持にも大きな役割を果たします。
宇治市では、令和3年度中にご自宅(借家や集合住宅をのぞく)に家庭用の太陽光発電・蓄電設備を同時設置される方に、最大16万円の補助金を交付する制度があります(宇治市家庭向け自立型再生可能エネルギー導入事業)。
設置前の申請が必要になりますので、これから設置をお考えの方は、人権環境部環境企画課へお問い合わせください。(TEL:0774-20-8726)
情報の伝達経路
避難指示等の避難情報は、下図のような方法で市民の皆さまに伝達されます。
災害のときは、デマなどに惑わされず、正しい情報に基づき行動しましょう。
聴覚に障害のある方へ
「聴覚障害者のための防災パンフレット」も作成しております。
お問い合わせは、宇治市福祉こども部障害福祉課へ。
(TEL:0774-21-0419 FAX:0774-22-7117)
情報の入手先
感染症の対策
我が家の防災メモ
自分の地区の避難所はどこなのか、そこへできるだけ川や橋を越えずに安全に行くためにはどう行けばいいのかを、地図に描いて確認しておきましょう。折居台の避難所は本紙のP9に追記しました。
宇治市役所 危機管理室
TEL:0774-39-9421(直通)
FAX:0774-39-9422
E-mail:kikikanri@city.uji.kyoto.jp